用途によって重視するパーツは変わります

BTOパソコンで選べる主要なパーツの選び方とおすすめについて解説していきたいと思います。自分で選べる項目が多い分、不明な点があるかと思いますので購入前のポイントして参考になればと思います。

ケース

BTOパソコンで選べる主な規格は
・ミドルタワー
・ミニタワー
・スリムケース
・キューブケース
上記の4種類で、大きい順になっています。

ケースは大きい方が拡張性が高く、ケース内の風通しがよく冷却性能も優れています。
スリムケースやキューブケースですと中のパーツ同士が密着して温度があがってしまい故障の原因にもなりかねません。
設置スペース等に問題がなければミドルタワーをお勧めします。

CPU

パソコンの頭脳となるCPUですので処理性能に直結するパーツです。
できれば4コア以上のIntel Core i7を選ぶことをおすすめしますが、そこまで負荷のかからないWebの閲覧や文書作成であればi3やi5でも対応できます。

グラフィックボード

もしプレイするゲームが決まっているのであればパッケージやメーカーサイトに書かれている必須スペックや推奨スペックをみましょう。
グラフィックボードには必要以上にお金を払う必要もありませんが、ゲームをメインにプレイするのであれば必要なスペックギリギリではなく、予算内で目一杯スペックの良いものを選んで頂いたほうが購入後満足していただけると思います。
せっかく買ったのに最低のグラフィックでカクカクな状態でプレイしたくはないですよね。

電源ユニット

一般的な使用だと500W前後、ゲームメインで作るのであれば500W以上は必須です。
グラフィックボードがとくに使用電力が高く、性能がいいパーツほど消費する電力が多い傾向にあります。

マザーボード

このボードにCPU、グラフィックボード、メモリを挿していくので重要なパーツです。
できるだけ安価なものは避けましょう。

メモリ

文書作成ソフトのみを使用する場合でも4GB以上は確保しておいたほうがよいです。
特にインターネットやその他アプリケーションを使用するのであればなおさらです。
それほど処理の重くないゲームであれば8GB、MMORPGや負荷のかかるゲームでの使用ですと16GB搭載がおすすめです。
メモリに関しては本当に用途によって変わってくるので、詳しくはBTOマニア(https://bto-mania.com/)というサイトを参考にすることをおすすめします。私自身、このサイトを参考にしてBTOパソコンを購入しました。

個人的な体験ですが、ゲーミングPCを安く仕上げようと思いギリギリの性能で注文し、いざプレイしてみるとカクカクでFPS(1秒間あたりの画像の描写数)を図ってみると60を切っていたという苦い経験がありますのでBTOでパソコンをご注文の際は
・必須、推奨スペックをしっかりと抑えておくこと
・それを踏まえた上で余裕のあるスペックで発注すること
上記2点は必ず抑えて方がよいでしょう。